新型コロナウイルス拡大防止のため、多くの小・中・高等学校が休校になったことは皆さまご承知のことと思います。
希望の家でも、突然学校が休みになった子どもたちは、それぞれのホームで思い思いに過ごしておりました。現在、正式に春休み期間に入り、子どもたちは進級・進学に胸躍らせています。(お休みに飽き飽きしてしまった子もいるようです…)
さて、春休みは、そのほかの長期休暇に比べ、宿題が少ない傾向があります。
今日は、少し以前の希望の家の情景をお届けしようと思います。
皆さまご存じの通り、3学期制の学校では、1・2学期には2回ある定期試験が、3学期には1回しかありません。中高生は、その1回の試験にむけて、特に1週間前から猛勉強が始まります。
2月末~3月にかけて、各ホームでは、年の近い子や兄弟姉妹での入所児童もいるため、上の子が下の子に教えたり、下の子がさらにその下の子に…。といった具合で、学習を補い合う風景が見られます。
また、最近はスマートフォンのアプリを使って勉強するなど、勉強方法はさまざまです。
もちろん試験前にも限らず、なかなか手をつけず、職員のお兄さん・お姉さんが「テスト勉強は!?」と声をかけることもあります。
毎回そんなやりとりをしながら、子どもたちが成績表を持ってくる頃になると、職員もドキドキです。
春休み期間に入った現在も、新学年に向けてしっかり学習できるよう、今日も職員の声は響きます。
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