児童養護施設とは、児童福祉法に基づいて、乳児を除く保護者のいない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童をお預かりして養護し、あわせて退所した子どもたちに対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設です。
日々、子どもたちは職員の支援のもと、地域の中で幼稚園、小学校、中学校、高校に通いながら、落ち着いた生活をしています。
子どもたちを第1に考えること。私たちにとって最優先は子どもたちです。
生活の中のちょっとした振る舞いからその気持ちに寄り添い、また、彼らが夢を諦めることのないよう退園後も自立支援を積極的に行います。
希望の家は、一番弱い子どもたちのことを第1に考え、支援を行っています。子どもが何といっても全ての最優先です。
次に、子どもたちの自立について、進学支援(専門学校、短大、大学)、自立支援棟の活用、高齢児合宿の開催(2019年度で46回)など、子どもたちが社会に出たときに困らないように、多角的に職員一同、連携をしながら支援を行っています。
そして、地域の方々に支えられながら、被虐待や発達障害を抱える児童が安心して生活できる場所を確保し、尚且つ地域支援として、ショート・トワイライトステイ、ホームスタート、音楽療法を通して、広く地域福祉も担っています。
松風荘の創始者である積惟勝先生の理念「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を実践し、子ども・大人を問わず一人ひとりを大切にし、互いに育ちあうことを大切にしていきます。又、自立・自律が出来るような養護実践を目指します。
子ども自身が「大切にされている」と実感を持てる支援をすることです。そのためには職員自身も大切にされていると実感が持てる職場風土づくりを行い、職員育成に力を入れることが必要です。「人を育てる」養育や「人財育成」という難しい内容を、小さなことを大事にし凡事徹底していきたいと考えています。
私たちは常に子どもを第一に考え、丁寧に支援します。温かいご飯を食べ、温かい布団で眠る等の当たり前の生活を保障し、安心して生活ができる。 その経験や人との出会いを通し、子どもたちが自分の人生をつむぎ、夢に向かって挑戦できるようになる。これが私たちが大切にしていることです。
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